AI人工知能このようなボトムアップな考え方

AIの苦手とする常識的知識の問題を回避

トヨタやソニー、松下など日本を代表する企業が海外進出して、米国市場を席捲しましたアメリカの社会学者エズラ·ヴァーゲル1930-による「ジャパン·アズ·ナンバーワン:アメリカへの教訓」が出版されたのもこのころですそして1982年、日本は国家プロジェクトとして、することを決めました。
人工知能が意味を理解出来ている

ディープラーニングのエンジニアとなる

次世代コンピュータの開発に1000億円を投入これは「第五世代コンピュータ開発プロジェクト」
と呼ばれますが、要は一世代;真空管2世代:トランジスタ3世代:集積回路ICチップ3.5世代·大規模集積回路(LSI)4世代:超大規模集積回路(VLSI)に次ぐコンピュータアーキテクチャの開発を目指したのです。
具体的には、「人間の思考に近い方法でプログラミングを行い、複数の推論を同時に実行する並列推論型コンピュータの開発を目指しました。

 

人工知能に関する性能を武器

知識依存が良いかどうかはともあれ、ノイマン型アーキテクチャからの脱却など、今見ても決して色あせるものではありません当時は安く高品質な日本製電化製品が売れ始めていたこともあり、日本脅威論も出ていましたその影響もあったのでしょう、欧米国家も、日本のプロジェクト発足直後に同じような国家プロジェクトを相次いで立ち上げました。
人工知能が意味を理解出来ているAIの違いは単純なパターンマッチでもシナリオでもなく肝心の結果はどうなったのでしょうか?残念ながら、日本のこのプロジェクトは、85年のプラザ合意に基づく急激な円高がもたらした景気悪化の影響もあり、先細りしてしまいました。(勿論他にも問題はあったといわれています)プロジェクト総額570億円強を消費したといわれますが、コンピュータは完成したものの、率直に言って具体的な成果を残すことはできませんでした。
但し、産業界の人工知能導入を促すことには成功したようです。1991年に発行された「AI白書1991通産省(当時)監修」によれば、1989年末時点で企業の37.8%(有効回答数1884)が導入したとされています。

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ディープラーニングで変わる広告分析欧米では広告を観ている人々の表情

利用用途はやはりアメリカでの実績特にMYCINによる影響のせいか、圧倒的に診断系が占めています当時の人工知能はエキスパートシステムが主流だったわけですが、その国内導入企業へのアンケート結果を見ると、課題としてはやはり「知識獲得方法論の整備」「知識エンジニア不足」が際立っていることが分かります。その中で意外だったのが、プロジェクト全体は尻すぼみしたとはいえ、人工知能を導入した企業へのアンケートでは、「非常に効果あり:50.9%「まあ効果あり:34.1%と極めて高い評価を得ていたことです。
人工知能批判に移ります
人工知能とセン社会システムは階層化

ロボット関連のスタートGoogle

この結果を見ると、一概に否定するものでもなく、このプロジェクトを通じて企業の競争力や人材育成にも大きく貢献したという見方もできるのではないでしょうか?
そしてまた、日本社会で初の人工知能ブームが起こり、文句が流行になったのもこのころでした。